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落とし穴からお送りします

蟲惑魔好き決闘者が駄文を書き連ねていきます。

優秀な「サイクロン」 【実践編】

今回は昨日に引き続き、《サイクロン》についてです。

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「力が欲しいか……」ゴゴゴゴゴ……


冗談はともかく、実際のところ初心者決闘者が手早くプレイングを向上させるには《サイクロン》が1番良いんじゃないかなー、と私は思っています。

「サイクロンには遊戯王の基本がすべて詰まっている!」なんてのもよく聞きますし。

では何故、《サイクロン》がそのように言われているのか、ということについて少し、私見を交えて紹介していこうと思います。

・サイクロンって?

《サイクロン》
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。



何だか真面目な感じになってきましたね。いえ、私は常に大真面目なんですけど。


閑話休題

決闘者なら知らない人はいないであろうカード。
それもそのはず、再録回数は脅威の30回超え(あやふや)ですし、アニメ等での出番も多いですからね。

遊戯王には古くから「テキストが短いカードは強い」という定説が存在しますが、このカードはその典型的な例です。

※余談ですが、昔のカードは強い効果を持っているとその分デメリットも付けられることが多かったため、上記のように言われるようになったらしいです。
しかし最近のカードは強い効果を持っていてもデメリットが無いどころか、さらに強い効果が盛られていたりするため、先の定説は揺らぎ始めています。



再び閑話休題

このカードの一番の強みは、やはり速攻魔法であるという点でしょうか。
相手ターンにも打てるという点を生かした「エンドサイク」という有名なテクニックがありますし、先行でぶん回してターンエンド、ドローフェイズに《魔封じの芳香》発動……なんて最悪の状態を「チェーンサイク」の一言で打破できる唯一無二の(実際にはツインツイスターとか他にもありますが)カードでもあります。


・エンドサイクって?

相手がメインフェイズ2で伏せたカードを、そのターンのエンドフェイズに(あらかじめ伏せておいた)《サイクロン》で狙い撃ちする、というテクニックのことを指します。

言うまでもないことでしょうが、速攻魔法、罠カードは伏せたターンに発動することはできません。そのため、例えフリーチェーンの《強制脱出装置》などであろうと発動できず破壊されるしかないのです。


ここで1つ、エンドサイクを狙う上で注意しなければならない点について。

自分は前のターンに《サイクロン》を1枚伏せていて、相手はメインフェイズ2にカードを二枚伏せたとします。
自分の手札は《ブリキンギョ》等の展開要員と、展開要員と同レベルのカードの合計2枚。
相手の手札は0、自分が手札の2枚でエクシーズ召喚を行えば有利に立てる盤面です。

この場合だと、エンドサイクを狙わない方が得策ととることもできます(相手の使用デッキにもよりますが)。
自分が手札のモンスターでエクシーズ召喚を通したい場合、もちろん不安要素が少ないのは良いことなのですが、この場合だとエンドサイクで1枚割ってもまだ相手の伏せは一枚残ってしまっています。

長ったらしいのもアレなので簡潔に説明すると、
「自分のドローフェイズで引いたカードを見てから決めても良くね?」
ってことです。

相手の伏せカードが《激流葬》などの召喚反応系罠だった場合、エンドフェイズ時に破壊しなくとも自分がモンスターを召喚しない限りは発動されませんからね(この場合だと《強制脱出装置》なども対象となるモンスターが場にいないため同じような扱いとなります)。
そして自分が2枚目の《サイクロン》をドローできた場合、相手の伏せが0というかなり安全な状態でエクシーズ召喚を通すことができます(例外として手札誘発と墓地誘発での妨害がありますが、この場合だと相手は手札0なので手札誘発はありませんし、墓地は公開情報なので前持って把握した上で自分の行動を決定できるので省略します)。
何事も焦りは禁物ということですね。


・相手のキーカードを破壊!

最近のデッキテーマの中には永続魔法罠が展開する上で重要となるものが少なくありません。
パッと思いつくだけで【ブラックマジシャン】【十二獣】【インフェルノイド】【DD】、そしてPテーマ全般。

【十二獣】は《十二獣の会局》から展開をスタートすることも少なくないので有効ですが、他のカードからでも十分初動が強いので……うーん。

【ブラックマジシャン】は《黒の魔導陣》《永遠の魂》。こちらが割れたら展開を阻害できて有利ー♪、なんてお気楽なもんじゃありません。割れなきゃ負けです(極論)。毎ターン場を荒らされますからね。

※《黒の魔導陣》の《ブラックマジシャン》を特殊召喚したときの効果について。

魔導陣がある状態で何らかの効果でブラマジが特殊召喚、それにチェーンしてサイクロンで魔導陣を破壊しても魔導陣の「ブラマジ特殊召喚時、場のカードを1枚所外」という効果は無効にならない、という裁定が出ていたはずなので、注意して下さいね。

【DD】《地獄門の契約書》、あとPゾーンのカード。
ちょっぴり規制を食らって初動が弱くなった(らしい)DDは、地獄門を割られるなどして初動を潰されるとかなり厳しい、とDD使いの友人に聞きました。そのためかなり有効であると思われます。

インフェルノイド】《煉獄》永続魔法罠、《未来融合 - フューチャー・フュージョン
《煉獄》魔法罠は何ならデッキから滅多に出てこないまである(友人談)らしいので割愛。
昨日も書きましたが、《未来融合》は何が何でも阻止しなければなりません。

ノイドはとりあえず墓地を肥やす所からスタートするデッキです。
未来融合は発動後次の自分ターンスタンバイフェイズに融合素材を墓地へ送り、その次の自分ターンに融合召喚を行います。
融合モンスター《インフェルノイド・ティエラ》の素材指定部分には、こう記されています。


「……(省略) +「インフェルノイド」モンスター1体以上」

「1体 以上


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通してしまったら最後、地獄を見るハメになります。(2回目)


やばい事になるというのは分かるのですが、インフェルノイドについては疎い故、どうやばい事になるのかは想像もつきません。

まあ、左腕切ってまで隣の芝を刈るようなやばい奴らのことですから、超絶やばい事になるんでしょうね……。


今回の制限改訂で唯一強くなったと言われる【インフェルノイド】、規制がかかってもまだまだ勢いを失わない【十二獣】、環境の少し下を邁進中の【ブラックマジシャン】【DD】……。


どんなデッキを相手取っても、《サイクロン》が腐ることはほぼ無いと思います。

厄介な永続カード1枚を除去できなかったせいで負ける、なんて嫌ですよね?私は嫌なんですけど。
「あー!サイクロン入れておけば良かったー!!」なんて後悔するより、「よっしゃー!サイクロン入れてて良かったー!!」と勝ち誇る方がきっと楽しいです。もちろんデュエルの勝敗は別として。

「お前に負けたんじゃねえ!《魔封じの芳香》に負けたんだ!」なんて情けないことにはなりたくありませんし、そもそもそんなデュエルつまらなさすぎますよね。読み合いもクソもありません。

エンジョイ勢が遊戯王をエンジョイするための1つの選択肢として、私は《サイクロン》を推します。


私の記事を見て知ったことを活用し、「やっぱり遊戯王は楽しいなー」なんて感じてくれる決闘者の方がもしもいたならば、光栄の極み、私の本懐達成でございます。

私の意見が一人でも多くの決闘者の遊戯王ライフをより良くできることを祈り、今回はここで締めさせていただきます。


それでは。