落とし穴からお送りします

蟲惑魔好き決闘者が駄文を書き連ねていきます。

【幻影彼岸】は安価でも強い?

今回は【幻影彼岸】についてです。


何かと高価なイメージがある【幻影彼岸】。


《彼岸の悪鬼グラバースニッチ》400円!3枚必須!
《幻影騎士団サイレントブーツ》400円!3枚必須!
《幻影霧剣》300円!3枚必須!
《幻影騎士団ブレイクソード》1700円!2枚は欲しい!
《永遠の淑女ベアトリーチェ》500円!2枚は欲しい!

…………。

こんな感じで延々と続くので、もう嫌になってきます。
1枚1枚の単価が本当に高めなんですよ。
真面目に組もうとすると2~3万円かかるらしいですし。


f:id:Ryok_tea:20170105190603j:plain
大体コイツのせい。


そしてある程度カードを集めた私は変なことを思いつきます。

「お金をかけていない【幻影彼岸】は強いのだろうか……?」

そこで、自己流安価【幻影彼岸】を組んでみました。

「お金はあまり掛けたくないけど【幻影彼岸】には興味あるな……」
などとお悩みの方の参考となれば幸いです。



f:id:Ryok_tea:20170105172053j:plain

無理やりメインデッキとエクストラデッキを1枚に収めたので何か窮屈な感じとなってしまいました。


・かかったお金

記憶を頼りに計算してみたら、メインEX合わせて8000円くらいでした。

ただ、私のよく行くカードショップは良心的なオーナーさんが良心的な価格で売ってくれるため、一般的な価格がよくわかりません。



f:id:Ryok_tea:20170105174352p:plain
めちゃくちゃ雑な合成ですが、ガチャログさん(http://www.gachalog.com)で調べて並べてみました。

こちらでは約1万円ですね。
オーナーさん、ありがとうございます……。

・経費削減要員

《超カバーカーニバル》+《EMディスカバー・ヒッポ》

《影無茶ナイト》の方が手札で腐りづらく良いのでしょうが、《影無茶》は3枚で900円程度なのに対してこのセットは4枚で200円程度と安く済むので代用しています。

ただ《ヒッポ》が除外されると、何かしらの方法で帰還できない場合《超カバー》が腐ってしまうので注意が必要です。
あと《ヒッポ》の素引きも辛いです。


《彼岸の悪鬼グラバースニッチ》の不採用

これは代用などは考えず、安直に「高価なので使わなかった」感じです。
無くても十分戦えるのですが、初手《ベアトリーチェ》の期待値が1を下回ってしまっているので、いずれは採用したいと思います。


《サイクロン》

《ツインツイスター》の代わりです。
《ツイツイ》は「手札を捨てられる」という利点もあるので単純な互換では無いため、元々は採用する予定もなかったのですが、友人の【ヴォルカニック】に《虚無空間》を発動された際に処理する手段が無かったので、採用しました。

恐竜ストラクRにて《ツイツイ》が再録されるとの噂を聴いたので、再録され次第入れ替えようと考えています。


《幻影騎士団ブレイクソード》の1枚採用

《ブレイクソード》が1枚じゃ回らないよ~!!」みたいな感じで限界を迎えるまでは1枚でいいかな、と。
単価が高いため「《ブレイクソード》1枚買うお金があったらまず他のメインのパーツを揃えられる……」とか考えてしまうので、当分の間は1枚しか使わないと思われます。

ベアトリーチェ》も同様です。

ただ、《ベアトリーチェ》の場合は単価が安いのと、《ガトルホッグ》から《ダンテ》を蘇生して2体目以降の《ベアトリーチェ》~という動きが出来なくなってしまうので、暇ができたら買いに行こうと思っています。



《貪欲な壺》の採用

これまた安直に「1枚しかないなら使いまわせ!」と採用しました。
ただ序盤に引くと腐ったり、デッキの性質上使い道を間違えると後々後悔することにもなるので、中々悩んでいます。


・実際に使ってみて

2日、3日は友人に誘われて、新年早々カードショップへ行ってきました。

そこでの戦績としては、

VS【テラナイト】〇〇〇〇〇✕
VS【インフェルノイド】〇〇〇
VS【海皇水精鱗】〇✕✕
VS【古代の機械】✕
VS【メタル甲虫装機】〇
VS【次元剣闘獣】✕
VS【バスターブレイダー】〇
VS【ヴォルカニック】✕

と言った感じですね。


大会環境だとどうなるかは分かりませんが、身内相手だとこんな感じで結構勝率は良さげでした。

デッキとしての動きも、『先行封殺』『後攻ワンキル』といった感じでは無く、読み合いながらアドを取って勝つ、と言ったようなものだったので、私好みの良いデッキでした。

・弱点

《幻影霧剣》、《ベアトリーチェ》からの《ファーファレル》《アリキーノ》など、モンスターに対しては結構対抗できるのですが、魔法罠に対しては全くのノーガードです(一応《トゥームシールド》がありますが……)。

【幻影彼岸】は後攻デッキと言われますが、上位の理由から、相手の魔法罠の妨害が無い状態で動きたいので私は先行を取っています。


・最後に思うこと

やっぱりお金がかかるデッキはお金がかかるだけの強さがあるんだなあ りょくちゃ


冗談はさておき、高価なカードはやはり高価だけあって強いんですよね。

《グラバースニッチ》は「あればもっと回るだろうなー」とよく感じますし、《ブレイクソード》《ベアトリーチェ》は「もう1枚は欲しいなー」と思わされます。

現在の安価な状態の構築でも十分戦えますし、楽しいのですが、やはり完全体(?)で回したい欲求が強いです。

結論としては、「高価なデッキは生半可な気持ちで手を出すな!」ってところでしょうか。

やはり決闘者たるもの妥協は本能的に許せず、更なる高みを目指してしまうものなのかもしれませんね……。


今回は対身内での結果しか載せていないので、いまいち参考にならないかもしれません……。
近い内に店舗大会等に出場してみて、その結果を踏まえてまた【幻影彼岸】については記事を書いていこうと思います。


それでは、今回はここで失礼致します。